開業支援型レンタルスペース Best Friends

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オススメの本をご紹介!part2

 

 

こんにちは。Best friendsのえーちゃんです。

 

 

今回は来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公北条義時を取り扱った「炎環」という本を読んだので、紹介させていただきます。

第52回直木賞を受賞。NHK大河ドラマ『草燃える』の原作の一つにもなったそうです。

 

本の内容としては、鎌倉時代の初期を舞台に我こそが時代の主人公と信じる人々が権力の座を巡って蹴落としたり、蹴落とされたりする話です。

 

鎌倉時代といえば源頼朝が幕府を開いて始まった時代ですが、頼朝は絶対的な王者として君臨したんわけではないようです。まず最大の支援者といってもよいのが北条時政。この人は頼朝の妻である北条政子や大河ドラマの主人公たる北条義時の父親にあたる人です。

この他にも関東の有力な勢力を従えることで鎌倉幕府を成立させました。頼朝の死後、若い息子が後を継ぎますが、後継者は自分の一族や有力者もめて権力を取り上げられてしまいます。この後幕府は政権運営のために有力者13人からなる合議機関を設置して政権の安定化を図りました。

 

しかしながら権力争いは止まることはなく、最後は教科書どおり北条氏に権力が集まるのですが本の中ではそこにいたるまでの争いを4人の視点から追いかけています。

 

歴史って苦手な人にとっては、知らない誰かと知らない誰かが戦っての繰り返しだから興味が持てないのかなと思い、こういった本でどのような人間関係だったか覚えていくと少し歴史に対する敷居が下がるかなと期待して紹介させていただきました。