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醤油の豆知識 その1
こんにちは!
べスフレ管理人のたかひろです!
実は私、醤油を作る会社で働いているので、今回はたまり醤油と濃口醤油の違いついて書きたいと思います!
調べればすぐに分かることだったり、会社によって微妙に違う点があるかもしれませんが、ご了承ください。
たまり醤油と一般的な醤油である濃口醤油の一番大きな差は、大豆と小麦の割合になります。
たまり醤油は濃口醤油に比べて大豆の割合が非常に多いです。
大豆はタンパク質が豊富なので、
たまり醤油には旨み成分が濃口醤油に比べて高い特徴があります。
ちなみに、たまりという名前の由来は原料を玉状にする工程があるからです。
玉にすることで、空気の抜けが良くなり、より麹が生えやすくなるメリットがあると言われています。
一方、濃口醤油はたまり醤油と比べて小麦の割合が多いです。
実は濃口醤油には2〜3%のアルコールが含まれており、これは小麦由来の糖が酵母に分解されることで発生します。
濃口醤油の華やかな香りはアルコールが大きく関与しています。
たまり醤油は小麦が少ない分、当然アルコールは低くなります。
たまり醤油独特の香りが好きな方も多くいますが、濃口醤油との香りの違いは、小麦の割合による差が大きいと言うことです!
また機会があれば、濃口醤油と薄口醤油の違い
丸大豆醤油と普通の醤油の違いなどを書きたいと思います!